湖の水面沈静我が心 そう有れかしとそっと見つめる
娘達上着を脱いで美しく 天女の様に夕焼けに舞う
図書館の展望台を霧包み 愛の行き交う無錫眺望
※本記事は、2015年12月刊行の書籍『歌集 漣の夢』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。
歌集 漣の夢【第78回】
中国江蘇省・無錫に留学し、その地の美麗さに心奪われた著者が詠み続けた、珠玉の短歌二一〇〇首と三九首の漢語短歌を連載にてお届けします。
湖の水面沈静我が心 そう有れかしとそっと見つめる
娘達上着を脱いで美しく 天女の様に夕焼けに舞う
図書館の展望台を霧包み 愛の行き交う無錫眺望