岡山県内篇

おひな様パレードの表町と春の後楽園祭

2006(平成18)年3月5日、私にとっては久しぶりの岡山に出かけました。

中心部、表町のオランダ通りのピザパティオというイタリア料理の店。夫はこの前を時々仕事のとき通って気になっていたそうです。ピザとドリンクとミニサラダを頼みました。パリッとしたおいしいピザでした。

商店街の表通りへ歩くと、おかみさん会主催のひな祭り人前結婚式のパレードが華やかにありました。

平安貴族のような花嫁花婿さんが人力車で進み、大黒さんやら巫女さんの衣装をつけた人、お稚児さんもいて、紙ふぶきが舞い、お菓子を配って歩くというにぎにぎしいもので、黒山の人だかり。夫は……配られたパンパン菓子(ポン菓子)をもらって食べていました。

その後、後楽園へ梅を見るつもりで行ってみると……。吉備楽という雅楽の演奏を芝生広場でやっていました。

また、「茶香服(ちゃかぶき)体験会」というのを呼び込んでいて、珍しいので500円で参加してみました。広いお座敷におよそ20人くらいいたでしょうか。宇治から来たお茶屋さんからお茶の歴史や種類、入れ方などを教わり、最初に試飲したお茶が5杯飲むうちの2杯に出されるので、それは何番目と何番目かを当てる遊び。

ひざが痛いのに正座する羽目に。それで、色、茶葉の粉の出具合、香り、味などを自分なりにチェックして答えたらなんと2杯分とも夫婦とも正解!!

帰ろうとすると、カメラを持った人から

「飲んでいるふりをしているところを写真に撮りたいからちょっとポーズをして」

と頼まれ、私の周辺の人が残りました。そしてもたもたしていたら私が取材されてしまって。産経新聞は取ってないから掲載されても読めないのよね。

そして茶店でおぜんざい(ここのは吉備団子入り)を食べた後、最初の目的の梅林へ向かいました。

(後日談)

掲載記事と写真が2006(平成18)年3月8日この日取材を受けた後楽園のお茶の会の話が掲載された産経新聞のホームページのコンテンツの一つに、掲載写真を送ってくれるというところがあったので、お願いしたら、火曜日にはもう届きました。さすが新聞社、早い。

ほんとうに大きな写真。私達の左手奥のほうが床の間で、そのほうには年頃の若い女性も数人いて絵になるかなと思っていたのに、なぜか私達夫婦が一番大きく、偶然とはいえこんなところに出るなんて、とびっくりでした。

近所に産経の販売所が見当たらなかったので、実物の新聞は手に入らないと思い込んでいたら、息子たち、

「新聞ならコンビニに行けば各紙手に入るよ」

2日たった後だったので無理でしたが、あまり私にはなじみのないコンビニの品揃え、ひとつ賢くなりました。