『サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい』
2018年5月。
『サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい』(三戸政和著、講談社・2018年刊)という本に出合います。
この出合いが、私が会社を買う第一歩になりました。本の内容はこのようなものでした。
・日本長者番付はオーナー社長が独占。豊かになるにはオーナー社長になること。
・起業することは相当な資金が必要。独立して数年やってサラリーマンに戻っていく人は大勢いる。
・飲食店経営はレッドオーシャン。手を出すと地獄が待っている。
・個人M&Aなら土台ができているうえでの経営のため単に起業するよりスムーズかつオーナーになれる。
・サラリーマンのOJTは実はすごい能力。部署が会社に変わったイメージで運営できる。
・中小企業の50.3%は黒字で倒産している。理由は後継者不足のため。そのため安くて良い会社はある。
・会社を買ううえでの具体的な要点。(金額設定の仕方、サイトの登録の仕方、会社を買う注意点)
「日本の中小企業はこれから10年で126万社が廃業し、その影響で650万人もの雇用が喪失していくともいわれる『大廃業時代』になる」と言われています。
この本に出合うまで、私の人生に個人が会社を買うという概念はありませんでした。しかし、この本の内容は論理的かつ具体的で説得力がありました。また、私が大学時代から思い続けていた「教育」に携われる部分があるのではないかと考えました。