我はいま儚い恋をする女ブルー・ローズにくちづけをして
頼りなく生きてる日々に花達は句読点となる つぎは紫陽花
鐘の音を吸いたる色か藍深く高幡山にあじさいの咲く
―ああだから月はみんなに愛されるんだ自分ひとりを見てる気がする―
夜明けに人知れずそっと咲く花のように、
それでいいんだよ、と許してくれるような、
自分のかわりに、幸せを願ってくれるような。
心に灯りをともす、優しくあたたかな短歌を連載にてお届けします。
我はいま儚い恋をする女ブルー・ローズにくちづけをして
頼りなく生きてる日々に花達は句読点となる つぎは紫陽花
鐘の音を吸いたる色か藍深く高幡山にあじさいの咲く