鷲が「桃源キョ」って鳴いている甲斐路はいまピンク一色
「ホーホケキョ」ケを唱うときのけ反って思わず樹から落ちそうになる
公園の小鳥たちにも見せましょう初めてわれの作りし帽子
―ああだから月はみんなに愛されるんだ自分ひとりを見てる気がする―
夜明けに人知れずそっと咲く花のように、
それでいいんだよ、と許してくれるような、
自分のかわりに、幸せを願ってくれるような。
心に灯りをともす、優しくあたたかな短歌を連載にてお届けします。
鷲が「桃源キョ」って鳴いている甲斐路はいまピンク一色
「ホーホケキョ」ケを唱うときのけ反って思わず樹から落ちそうになる
公園の小鳥たちにも見せましょう初めてわれの作りし帽子