俳句・短歌 短歌 自由律 2021.03.13 句集「愛のままで咲く」より三句 愛のままで咲く 【第33回】 馬場 美那子 “こぼれる愛 からめた指の すき間から” 十七音に込められた、愛と感謝の川柳句集 母へ、恋しい君へ、愛犬へ、かけがえのない日常へ。やさしく、時に激しい愛の詩。 5章からなる川柳句集を連載にてお届けします。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 春の恋パステルカラーに染まりけり 我が胸に去来する恋苦い恋 許してしまうそれがホレたということよ 第四章 多情仏心
小説 『浜椿の咲く町[注目連載ピックアップ]』 【第13回】 行久 彬 「何をしても俺の勝手や。食わして貰っている身で偉そうに言うな」誕生日に発覚した夫の浮気。お祝いの準備をして待っていたのに… 【前回の記事を読む】「歳かねえ…腰辺りがキリキリ痛いんや」と、よく腰を叩くようになった母。病院に連れていくと、膵臓に手遅れの癌が…「ねえ、覚えている? 随分昔のことだけどお父さんの葬式のとき、お母さんはどうして泣きもせずずっと怖い顔をしていたの?」一人苦労を重ねて来た母には決して触れてはならない話題だったかもしれない。そう言ってしまった瞬間、美紀は智子が怒り出すのを予想した。しかし、そう訊かれ…
小説 『スノードロップ―雪の雫の日記―[注目連載ピックアップ]』 【第8回】 降谷 さゆ 塾に通ってもないのに、学年トップ圏内の友達…宿題をしょっちゅう忘れ、授業中居眠りしてるのに成績が良いのは、地頭良いから? 【前回の記事を読む】後ろ姿を夢中で見て、目が合うと大げさに浮かれる。そんな様子で好意を隠せてると思っていたのが意外だった。「あー……もう集中力切れた。もうほんと無理」静かな図書室の沈黙のなか、隼人の声とぱんっと教科書を閉じた音だけが響く。隼人は天井を仰いで中途半端に口が開いている。「俺も。ちょっと休憩しようよ」僕の同意を求めるよう視線を送って悠人がそう言う。時計に目をやると時刻は十八時半を少し回…