エッセイ 芸術 2021.02.24 「今を大切に 君の人生だよ」より「ブルータス」 今を大切に 君の人生だよ 【第5回】 青山 珪香 あらたな書芸術を模索しつづける書家からのメッセージ こんな時代だからこそ、ぬくもりのある言葉を―― 時代がどんなに進んでも、心に届くのは人のあたたかみ。 わかる。感じる。励まされる。 70年近い書人生のなかで、「だれもが読めて心に響く書のものを」との思いから、 多くを自作の文で制作してきた書家による作品集。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 輪かくが黒く出る メタリック書道液で 書いています (ブルータス)
小説 『愛され未亡人の、湯けむり恋物語』 【新連載】 月川 みのり “ある条件”さえのめば、月給32万円のハロワ求人…娘に見せると震える声で「月に1度は必ず帰ってこれるんだよね?」と… 洗濯物を取り込みながら、栗原よし子はため息をついた。3月の風はまだ冷たい。ベランダから見える団地の桜は、まだ固い蕾のままだ。3年前、夫の正志が膵臓がんで逝ったあの春も、こんな風が吹いていた気がする。あれから季節は3度巡り、よし子は48歳になった。白髪が増えた。目尻の皺も深くなった。鏡を見るたびに、自分が老けていくのが分かる。それでも構わなかった。見てくれを気にする相手など、もういないのだから。テ…
小説 『尼崎ストロベリー[注目連載ピックアップ]』 【最終回】 成海 隼人 「先生、真っ白になって汚れてます。ちょっと脱いでください」「いや、ええよ。それより盛り上がってきたし、はよ、決めよや委員長…」 【前回の記事を読む】先生に「しもた」と言わせるための、様々なトラップを仕掛け、思いのままに相手を操る姿は、現代に転生した軍師・黒田官兵衛のようで…ん? ん?? ん??? この流れ。マコト、こいつ! 外道がぁぁぁ!!! 全部のせスペシャル欲しさに、とうとうゲリラ作戦に出やがった。『かめへん、かめへん』は、本来の意味である第一形態「構わない」が進化して、第二形態「構わへん」となり、最終形態「かめへん…