エッセイ 芸術 2021.03.03 「今を大切に 君の人生だよ」より「自作文」 今を大切に 君の人生だよ 【第6回】 青山 珪香 あらたな書芸術を模索しつづける書家からのメッセージ こんな時代だからこそ、ぬくもりのある言葉を―― 時代がどんなに進んでも、心に届くのは人のあたたかみ。 わかる。感じる。励まされる。 70年近い書人生のなかで、「だれもが読めて心に響く書のものを」との思いから、 多くを自作の文で制作してきた書家による作品集。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 (自作文)
小説 『愛され未亡人の、湯けむり恋物語』 【新連載】 月川 みのり “ある条件”さえのめば、月給32万円のハロワ求人…娘に見せると震える声で「月に1度は必ず帰ってこれるんだよね?」と… 洗濯物を取り込みながら、栗原よし子はため息をついた。3月の風はまだ冷たい。ベランダから見える団地の桜は、まだ固い蕾のままだ。3年前、夫の正志が膵臓がんで逝ったあの春も、こんな風が吹いていた気がする。あれから季節は3度巡り、よし子は48歳になった。白髪が増えた。目尻の皺も深くなった。鏡を見るたびに、自分が老けていくのが分かる。それでも構わなかった。見てくれを気にする相手など、もういないのだから。テ…
小説 『尼崎ストロベリー[注目連載ピックアップ]』 【最終回】 成海 隼人 「先生、真っ白になって汚れてます。ちょっと脱いでください」「いや、ええよ。それより盛り上がってきたし、はよ、決めよや委員長…」 【前回の記事を読む】先生に「しもた」と言わせるための、様々なトラップを仕掛け、思いのままに相手を操る姿は、現代に転生した軍師・黒田官兵衛のようで…ん? ん?? ん??? この流れ。マコト、こいつ! 外道がぁぁぁ!!! 全部のせスペシャル欲しさに、とうとうゲリラ作戦に出やがった。『かめへん、かめへん』は、本来の意味である第一形態「構わない」が進化して、第二形態「構わへん」となり、最終形態「かめへん…