エッセイ 芸術 2021.03.31 「今を大切に 君の人生だよ」より「自作文」 今を大切に 君の人生だよ 【最終回】 青山 珪香 あらたな書芸術を模索しつづける書家からのメッセージ こんな時代だからこそ、ぬくもりのある言葉を―― 時代がどんなに進んでも、心に届くのは人のあたたかみ。 わかる。感じる。励まされる。 70年近い書人生のなかで、「だれもが読めて心に響く書のものを」との思いから、 多くを自作の文で制作してきた書家による作品集。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ あらたな書芸術を模索しつづける書家からのメッセージ。こんな時代だからこそ、ぬくもりのある言葉を――。時代がどんなに進んでも、心に届くのは人のあたたかみ。わかる。感じる。励まされる。70年近い書人生のなかで、「だれもが読めて心に響く書のものを」との思いから、多くを自作の文で制作してきた書家、青山 珪香氏による作品集。 慈 (自作文)
エッセイ 『Re:start[人気連載ピックアップ]』 【第10回】 森 亜美 服も体も、真っ黒こげで病院に運ばれた私。「あれが奥さんです」と告げられた夫は、私が誰なのか判断がつかなかった 【前回の記事を読む】信号無視の車が突っ込み、乗っていた車が炎上。後部座席にいた娘だけが救出された事故後すぐに私は、ドクターヘリで火傷治療に強いと言われる某大学病院の救急救命の集中治療室(EICU)に搬送されました。もう1人の方は救急車で別の病院へ運ばれたと聞きました。ぶつかる瞬間の記憶は全てなく、今でも事故前後のことは思い出せません。着ていた服はまっ黒焦げになっていたみたいで、頭も火傷していた為…
小説 『仙一』 【第8回】 古川 晋次 身体の奥深いところで変化が訪れている事は自分でも気がついていた。それは青年が誰でも体感する思い通りにならない性的な欲望で… 【前回の記事を読む】「仙一は女の子に夢中で、飴どころやなかったんや」──昭和の商店街。少年の恋? 飴細工より甘かった視線の行方仙一と並んでいた一夫の顔も真っ赤になった。しかし、話をしながらもタエの視線は、仙一の顔から徐々に下がって、衣服をまとったその中を品定めしている節がある、何時もの事だが。仙一は、まだ18歳の若者ではあるが、既に立派な風格のある大人のというか、体格が衣類の外からも感じられる。…