エッセイ 書道 詩画集 2025.06.06 あらたな書芸術を模索しつづける書家・青山 珪香による作品集 漆墨だからこそ伝わる文字の柔らかさ。 今を大切に 君の人生だよ[復刻連載] 【最終回】 青山 珪香 生きた言葉をあなたに届けたい この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ あらたな書芸術を模索しつづける書家からのメッセージ こんな時代だからこそ、ぬくもりのある言葉を――。70年近い書人生のなかで、「だれもが読めて心に響く書のものを」との思いから、多くを自作の文で制作してきた書家による作品集。※本記事は、青山珪香氏の書籍『今を大切に 君の人生だよ』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 【前回の記事を読む】【書芸術作品集】書家からのあたたかいメッセージ「大切なのは心の感動だよ」 今を大切に 君の人生だよ 写真を拡大 写真を拡大
エッセイ 『えつの大きなひとりごと。』 【第3回】 えつ 下校中、突然ぬかるんだ田んぼに突き落とされた……さっきまで笑顔で「一緒に帰ろ!」と言ってくれた彼女が、同じ人物とは思えず…… 【前回の記事を読む】おばあちゃんは、お化粧をして眠ったように綺麗だった。足袋を履かせる時、冷たくて重くて、硬くてまるで大きな人形みたいで…白いラインの入った黒のセーラー服の袖に腕を通して、結んだ白いリボンが胸元にふわりと揺れる。中学校は二つの小学校が合わさって7クラスもあったんだ。もちろん知った顔もあるけど、同じ制服に身を包んだ半数は知らない人。校則もありルールも増えたけど、私の世界はぐんと広が…
小説 『大人の恋愛ピックアップ』 【第206回】 大西 猛 私の体を滅茶苦茶にしたあの人は、さえない中年の教師だった。前の席の女子が思わず「キモイんだけど」と漏らすような。 【前回記事を読む】あの人は私を磔にして喜んでいた。私もそれをされて喜んでいた。初めて体を滅茶苦茶にされたときのように、体の奥底がさっきよりも熱くなった。あの人は私が通う高校の教師だった。高校は県でも有名な進学校で、周囲を田んぼに囲まれた小高い丘の上にあった。文武両道を掲げる校風で、広い敷地には野球場から陸上競技場、テニスコート、武道場まで整備されていた。特に野球部はかつて甲子園に出場した実績があ…