エッセイ 書道 詩画集 2025.03.11 書き込む素材ごとに印象を変える筆跡 書家が送る、表情豊かな温かみのあるメッセージ。 今を大切に 君の人生だよ[復刻連載] 【第6回】 青山 珪香 生きた言葉をあなたに届けたい この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 あらたな書芸術を模索しつづける書家からのメッセージ こんな時代だからこそ、ぬくもりのある言葉を――。70年近い書人生のなかで、「だれもが読めて心に響く書のものを」との思いから、多くを自作の文で制作してきた書家による作品集。※本記事は、青山珪香氏の書籍『今を大切に 君の人生だよ』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 【前回の記事を読む】「小諸なる古城のほとり 雲白く遊子悲しむ......」(島崎藤村)他。美空ひばりと戦後の記憶・実家の掛け軸の言葉など書家による作品集。 今を大切に 君の人生だよ 写真を拡大 写真を拡大
小説 『不確かな真実』 【新連載】 和亭 正彦 都内のマンションの一室で無残な姿で発見された女性の遺体。捜査本部は容疑者と思われる人物の特定を急ぐが… 凄惨な事件であった。新年早々の一月八日、新宿を起点として東京、神奈川を貫く東神電鉄の西城公園駅にほど近い瀟洒なマンションの一室から女性の遺体が発見された。遺体には、鈍器で殴られたような後頭部の陥没と胸部に致命傷になったと思われる数カ所の刺し傷があったが、傷はそれだけではなかった。大きく切り裂かれた腹部からは、まるで腑分けをしたかのように内臓の一部が体外に引きずり出されており、皮膚がめくれ返った首…
小説 『シウカラ』 【第9回】 山田 光美 先代社長が遺した書棚には、日本人の祖先に関わる歴史の文献がたくさんあった……何故彼は死ななければならなかったのか? 【前回の記事を読む】死んだ父を見つけたのは見つけたのは家政婦だった。「自殺」と聞いたが現場はあまりにも不自然で......光一はもう一度書斎を見渡した。いったい何冊あるんだろう。1万か、2万か……。いやそんな数ではない。そう思いながら眺めていると、書棚の一角がふしぎと気になり、吸い寄せられるように近づいていった。ちょうど目の高さのあたり、きっと頻繁に取り出せるように収められたのだろう。その中から…