エッセイ 書道 詩画集 2025.03.11 書き込む素材ごとに印象を変える筆跡 書家が送る、表情豊かな温かみのあるメッセージ。 写真を拡大 写真を拡大 【イチオシ記事】ずぶ濡れのまま仁王立ちしている少女――「しずく」…今にも消えそうな声でそう少女は言った 【注目記事】マッチングアプリで出会った男性と初めてのデート。食事が終わったタイミングで「じゃあ行こうか。部屋を取ってある」と言われ… 【人気記事】「また明日も来るからね」と、握っていた夫の手を離した…。その日が、最後の日になった。面会を始めて4日目のことだった。
小説 『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』 【第5回】 武 きき 「私、初めてです。こんなに気持ちがいいって…」――彼の顔を見るのが恥ずかしい。顔が赤くなっているのが自分でも分かった 【前回の記事を読む】「綺麗だ」バスタオルが落ち、丸裸になった私を彼は抱きしめた。「抱いていいかい?」手を引かれ、そのまま寝室へ行き…朝、いつものように、席に着いた。「どうした? 香子、妙に静かだな」顔が、赤くなっているのが、自分でも分かった。「だって、昨日、あんな事、こんな事、そんな事、したから、丈哉さんの顔を見るのが恥ずかしい! 丈哉さん変態なのかなと思ったんです」丈哉さん、コーヒーを吹き出し…
小説 『愛と慟哭の果て』 【新連載】 和泉 順 死にかけた男が奇跡の回復…しかしその体に宿っていたのは宇宙からの逃亡者だった パンデミックが起こる数年前、人々が自由に集い、語らい合っていた頃の、三月中旬から物語は始まる。鳥飼信一は朝から気分がすぐれなかった。動悸がして少し吐き気もした。支店内の月例ミーティングが終わったら医者に行こうと思った。鳥飼は三陽銀行川崎支店の支店長で、三陽銀行は国内の預金量ランキング二位の都市銀行だ。鳥飼は横浜市郊外の戸塚駅から徒歩五分のマンションに住んでいる。三月になったがお彼岸前はまだ肌寒く…