俳句・短歌 短歌 自由律 2021.01.16 句集「曼珠沙華」より三句 句集 曼珠沙華 【第25回】 中津 篤明 「冬花火 亡び 行くもの 美しく」 儚く妖しくきらめく生と死、その刹那を自由律で詠う。 みずみずしさと退廃をあわせ持つ、自由律で生み出される188句。 86歳の著者が人生の集大成として編んだ渾身の俳句集を連載でお届けします。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 色褪せし 花野に 病むは 老いたる羊 高原の 春 寒ければ 馬よ眠れ 月があやつる 暗き 影絵の 老いたる父よ
小説 『クリスマスファンタジー』 【第2回】 北村 俊雄 元カノから20年ぶりに電話が来て、ワンコールで切れた。返信できずにいると…「お前の元カノ死んだんだって、知ってた?」 【前回記事を読む】クリスマスの銀座で、赤いコートの女性と視線が絡まった!目を一瞬離した隙にその女性は…夏人はホームに滑り込んで来たいつもと同じ銀座線に乗った。銀座線に乗った夏人は入り口近くの席を見つけて座った。そして先ほどのことを考えているうちに眠りに落ちてしまった。しばらくして目が覚めた時には渋谷が終点のはずの銀座線がどこか知らない地上を走っていた。電車の外は霧のように細かい雨が降っている。周…
小説 『幸せを呼ぶシンデレラおばさんと王子様[イチオシ連載ピックアップ]』 【第12回】 武 きき 翌朝「僕はどうだった?」と確かめると、「あんなに感じるものなのね。昨日の夜は初めてとろけそうなくらい…」と顔を赤くして… 【前回記事を読む】「私ってあげまんなの?私の身体って違う?」翌朝聞いてみると、「はっきり言って他の女性とは違って…」二週間後、僕は、近藤とお昼に会う予定が有り、モールの二階でお茶していた。「ゆりワールドの面白い話があるんだ」「ゆりさんってふんわりしていて、そばでいつも笑っているイメージ。今井の後ろに居そうなタイプだよな」「そうなんだ。時々すごい天然で開いた口がふさがらない時もある。僕はそれを見て…