俳句・短歌 短歌 自由律 2021.03.13 句集「曼珠沙華」より三句 句集 曼珠沙華 【第32回】 中津 篤明 「冬花火 亡び 行くもの 美しく」 儚く妖しくきらめく生と死、その刹那を自由律で詠う。 みずみずしさと退廃をあわせ持つ、自由律で生み出される188句。 86歳の著者が人生の集大成として編んだ渾身の俳句集を連載でお届けします。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 她の国 鬼灯ほおずき一つ 遙かなり アセチレン 母が一輪 炎えている 四面楚歌 菊一輪へ 逢いに行く
小説 『超能力探偵 河原賽子』 【第6回】 春山 大樹 急に連絡が途絶えたストーカー男の様子見に、家を訪ねた。電気は点いているのに返事がない。こじ開けたドアの向こう、見えたのは… 【前回の記事を読む】ストーカー気質の男の相談で探偵事務所を訪れた。「大抵の男はこれで震えあがる」とすすめられたオプションは…林良祐の家は都心の住宅街にあった。築40年以上は経っているであろう古ぼけた2階建ての木造家屋で、周囲は塀で囲まれているが庭は非常に狭く、そこに植えているというより勝手に生い茂ったような笹が周囲からの目隠しになっていた。西側に細い路地があり、そちら側に庭の小さなゲートがあり、…
小説 『あら、50歳独身いいかも![2025年話題作ピックアップ]』 【第15回】 武 きき 「あなたとの子どもを産んだの。もう5歳になる」デート中に突然現れたのは彼の元カノだった。私は頭が真っ白になり… 【前回の記事を読む】「どうやって年下の男を?」「体で騙したのか?」同期の飲み会で質問の嵐! 退職、結婚、そして彼との新生活まであと少し…色々歩き回って、下着のブランドコーナーで見つけた。「マグカップのペアみたいに、ピンクとグレーにしましょう」「今日、着ようよ」「ホームウエアは洗濯して着ましょう」「分かった。しょうがない。今日は、裸で過ごそうな」「ええ、原始人の様に、爽やかに過ごそう。そうじゃなく…