俳句・短歌 短歌 自由律 2021.01.23 句集「曼珠沙華」より三句 句集 曼珠沙華 【第26回】 中津 篤明 「冬花火 亡び 行くもの 美しく」 儚く妖しくきらめく生と死、その刹那を自由律で詠う。 みずみずしさと退廃をあわせ持つ、自由律で生み出される188句。 86歳の著者が人生の集大成として編んだ渾身の俳句集を連載でお届けします。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 憂国の 父の 春愁 波まくら 色褪せし 馬よ 花野に 石となれ 冬ざれや 老いたる 石の 凜凜と
小説 『幸せを呼ぶシンデレラおばさんと王子様[「バツ恋」人気御礼!武きき作品ピックアップ]』 【第26回】 武 さき,武 きき 元カノに触った手で触れられるのが嫌で、夫の手を振り払ってしまった。帰宅後、ドアを閉めると同時に激しくキスされ… 【前回記事を読む】「会いたかった、やり直したい」ホテルのロビーで夫と抱き合う女性は元カノだった。密着する女性の体越しに、夫と目が合い…私は納得したが……あの人を触った手で私に触れてほしくない。私って嫉妬している?「私の俊さんに触らないで」って……。会場に入って、五組のご夫婦が席に着いていた。挨拶をして私を紹介した。席に着いてしばらくしたら、手を握ろうとしたが私は嫌で払った。俊さん、私を見ているが…
小説 『花ことばを聞かせて』 【第5回】 島 蘭子 婚約者のソジュンは急遽韓国に一時帰国した。彼からの連絡を待ち続けるユナに1本の電話。彼の第一声は「金が足りない。だから…」 【前回の記事を読む】「結婚したけど別れたの」それは嘘だった。妊娠した彼女は結婚とはいかず、手切れ金として古いマンションをもらったが…心の中から消したはずなのに、妙な感情が沸き起こる由記子の胸に、Kとの甘い言葉の日々が蘇る一方、騙されてはいけないと言う声も聞こえた。Kを憎いはずなのに感情を抑えるほど、会いたさが募るのは何故なのか、まだ微かに残る夢の証しを見たいと願うからか。女に金を借りる男など信用…