酷暑とモンスーン
毎年起こる洪水
1999年にコルカタで発生した大洪水では、ほとんどの道路が水没して川か池のようになった。四駆でなくとも車高の高い車は数台走っていたが、普通乗用車はベンツを含め全て走れず、バスも乗客がいないので運休だった。
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市内の人影は汚水の中を歩いている数人の歩行者か人力車のみ。四駆で走るとシャワシャワと水を切る音が車内まで届き、まさしく川の中を走行している状態。
事務所に来たスタッフは少数で、全員膝まで水に浸かって歩いて来たか、もしくは平常の数倍の料金を要求する人力車での出社。前夜からの雨で洪水になったものだが、10時過ぎに電話が不通となり、昼前には電気もアウト。
携帯電話のみかろうじて使用できたが、回線混雑でなかなか繋がらない。仕事にならないので午後から臨時休業とした。