降りしきる月の光を吸い込みぬいつしか涙滲みくるまで

 

「眠りゆく馬のため月存在す」そう思えくる絵画一枚

(坂本繁二郎「馬屋の月」)

 

満月のひかり降るらんふるさとに葉を閉じ眠る合歓の上にも