④ 加熱後、3・5%過酸化水素水溶液を入れたシャーレにアリを入れ、10分以上置く。
⑤ 脱色してきたら、柄付き針でアリを取りスライドガラス上に置き、形を整え検鏡する。
まず、低倍率でアリの全体像を観察する。続いて、高倍率で複眼や気門、鋭い顎などを観察する。
⑥ 時間をかけてスケッチする。
スケッチは時間をかけるほど細部まで観察できる。観察力はスケッチの時間に比例すると言ってもいい。しっかりとスケッチに時間をかけよう。感想も書こう。思考が深まり観察が隅々まで行き届く。
児童生徒は想像以上にグロテスクなアリの姿に感嘆の声を上げるはず。観察前に描いたイメージのアリの絵と比べてみよう。そのギャップを感じることにより実物を観察することの大切さを学ぶことになる。
なお、この実験は、1997年度全国理科教育センター研究大会で発表している。また、『生物の科学 遺伝』別冊No10(1998年) 『とっておき生物実験 生徒と考え,生徒と創る』(裳華房)に掲載されている。
※博士課程を出たが就職していない研究生
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