次の日、

「マーイおはよう」

「エリカ」

「おけいこが終わったら一緒に遊びに行かない?」

「行ってきなさいマイ」

「ハイ団長」

エリカとマイはとあるアパートに入る。扉を開くと、

「どう? 私の秘密基地よ」

そこには男の衣装や沢山の本。化粧道具が並んでいた。

「これが私の地獄新聞の秘密基地」

「最新号を見せてあげる。〝アナスタシアは生きているのか? エッグとの関係は?〟」

マイ、顔色を変える。

「なに真剣になっているのよ。お遊びよお遊び。手なぐさみよ」

「ねえ2人で変装して街にくり出さない? そうよ、そうしましょう」

「私は男。マイはお姫様。お姫様を守るのは私(わたくし)エリカ」

「さあこのドレスを着て。私も着がえるから」

二人で街にくり出すと、なんて美しい二人と周りの人々は息をのんだ。

「姫様、どうですか? 街の風景は」

マイ、とまどっている。

「マイ、あなたはお姫様だから命令調でいいのよ」

マイ、とまどいながらも、

「よい」

エリカ、喜んで、

「その美しい手に口づけを」

「よい」

エリカがマイの手にキスをすると、みんなホウッと見とれる。

「できるじゃないマイ!」

マイも笑顔で、

「よきにはからえ」

 そう言うと二人は笑いあった。

「ベベ!」