はじめに
2002年に「不登校生専門家庭教師事業」から始まった私たちの活動は、2027年に25周年を迎えます。
不登校・引きこもり・発達障害と幅を広げ、「子どもに関する困りを抱える保護者の伴走者でありたい」という理念をもとに現在15名の職員と大分県大分市の判田という場所に施設を構えています。
25年の中で、「登校拒否」は「不登校」に名前を変え、「病気」から「誰にでも起こる状態」と認識まで変化しました。
当時大分県内に一つもなかったフリースクールは今や20か所を超え、日々様々な子どもたちの居場所として、それぞれの代表が一生懸命子どもたちに向き合っています。フリースクールが明確にどういうものなのか定義されていないおかげで、多様な学びが保証されています。
しかしその一方で、あまりにも教育方法が多様にあるため、保護者だけでなく子どもたちも、どこでどのように育っていけばいいのか迷いが生じているようにも思います。私たちが運営しているハートフルウェーブもこの25年の間に変化しました。
それは学生だった私が母になり、自分の子どもを育てる中で生じた生き方の変化であり、個人事業として一人で運営していた時代から法人化し職員を抱えるようになった環境の変化、そして学校現場や子どもを取り囲む社会の変化です。