四月二十日(日)
深夜、久々に家の中にある階段を昇降した。以前はよく一階にある玄関まで行きたがるので、つき合って下まで降りるのを見届け、下で私の靴の臭いを嗅いで不思議そうな顔をした後、私に追い立てられて階段を登ったものだ。
朝、久しぶりに前夜セットしたおやつの皿が空になっていた。ケージから出るとダイニングテーブルへとジャンプ!
調子は良いようだ。水も飲んでくれる。天へ召そうとしている神様に反発しているのかもしれない。
昼間は窓辺にも登った。今日の活動量は多くて嬉しくなる。
このところ、おしっこを漏らすのが当たり前になってきた。トイレの真横におしっこがこぼれている。尿意の感覚が無いのか? 脚はまだ動くので動けずに漏らしているわけでは無いのだろうが間に合わないようだ。
ウェット食をミキサーで砕き、シリンジで与える。飲んでいる途中から機嫌が悪くなるのはお約束だ。ごめんね、少しでも栄養を摂って欲しいんだ。他は頑張らなくていいからそこだけはお願い。怒る猫さんを宥めて口元に液体を擦りつける。
起きている時間が長いようだった。夜はダラダラとしていたが、それでも移動するのをよく見かけた。トイレをまた失敗した。
しかし、この日の終わりになって最近漏らす原因がようやく判明した。トイレには入るのだが、トイレの淵に跨るようにして座ってするので、おしっこが全てトイレの場外に出ている。
意識がぼんやりしているのかもしれないし、脊髄から大脳一次感覚野までの経路のどこかでトラブルが生じて位置覚が狂っているのかもしれない。どちらにせよ自分の尿道がどこを向いているのかが分かっていないのだ。
この日は170キロカロリーの栄養を摂取できた。飲水は130mlだった。