【体験談を読む】「定年した父親が嫌だった」「通勤電車で背の高い男性が、私に…」読者から寄せられた"日々のつぶやき"をご紹介
あのときは言えなかった。
けれど、時が経った今だからこそ、ようやく言葉にできることがある。
若さゆえの過ち、伝えられなかった感謝、胸の奥に残り続けている後悔。誰かに話すほどではないと思いながらも、忘れられない記憶は、誰の中にもあるのかもしれない。
ゴールドライフオンラインでは、読者の皆さまから届いた“リアルな声”をご紹介しています。
今回は、読者から寄せられた「今だから言えること」を紹介します。
大人の男性に選ばれたと、勘違いして…
20代の頃、許されない恋をしていました。お相手は妻子のある上司でした。
今思えば、恋愛というより、仕事で認められたい気持ちや、大人の男性に選ばれたという勘違いに酔っていたのだと思います。
それでも当時の私は、「奥さんとはうまくいっていない」という言葉を信じ、彼にのめりこんでいました。
しかし結局、彼に2人目のお子さんが生まれることで、関係は自然消滅。私は会社を辞めました。
誰にも話せず、泣くことすら惨めで、しばらくは自分を正当化することばかり考えていました。
今ならわかります。誰かを傷つけている幸せなんて、長く続くはずがありません。
バカなことをしたと、後悔しています。
夜空さん(40代・女性)
私のせいだった?
今だから言えること。私は昔の自分の、後輩指導についてです。
私が新卒から数年働いていたその職場に、あるとき、とにかく仕事の覚えが遅い後輩が入ってきました。
何度同じことを教えても、毎回同じところで引っかかる。そのたびに私がフォローに入らされて、自分の仕事もあるのにと思いながら対応していました。
最初は丁寧にやっていたつもりですが、何度も繰り返されるうちに、だんだん言い方がきつくなっていってしまいました。
私の言っていること自体は間違っていなかったし、指示だって的確だったと思っています。周りに迷惑をかけないためにも、ちゃんと伝えなきゃという気持ちもありました。
でも、同じミスを何度もされて、同じ質問を何度もされて、そのたびに強い言い方をしてしまっていたのは事実でした。
結果として彼女は、ある日突然来なくなりました。そのときは私のせいだとは思いませんでしたが、今思えば私のせいだったかもしれません。
それから数年後、私は転職して別の業界に入りました。勝手がまるで違って、最初はぜんぜん仕事が覚えられませんでした。
年下の先輩にため息をつかれる側になったんです。
そんなとき、ふっとあの後輩の顔が浮かんできました。
彼女が毎日どんな気持ちで出社していたのか、少し、分かった気がしました。
私は正しかったんじゃなくて、ただ冷たかっただけだったんだと思います。
正論って、使い方を間違えると人を追い詰めるだけになる。あのとき私に必要だったのは、もっと正しく教えることではなく、彼女が息をつける場所を残してあげることだったのかもしれません。
そのことに、ずいぶん遅れて気がつきました。友人や家族にも言えていない、私の後悔です。
ぱぷりかさん(40代・女性)