【前回の記事を読む】ホワイトボードには、「ヒグマと遭遇した日」が記されていたが、ほぼ毎日マークが付いていた…彼らは“臓器の一部”だけを喰らい…
[第一章] 道東の秋 2022年10月7日~10月9日
3.楽しみにしてたのに……(ウトロ、網走、サロマ湖) 2022年10月9日
サロマ湖から女満別空港まで、カーナビによれば1時間程度で着くが、やや安全目に午後4時30分頃サロマ湖を出発した。途中、街灯の上にオジロワシが止まっているのを発見した。
迷ったが、少し先で車を止め、カメラを持ってその地点に向かった。彼を見つけた時は夕日が当たり、尾っぽの白や羽の模様がはっきり見えたが、今は彼の下を通り過ぎて反対方向からアプローチしているので、逆光で黒いシルエットとなってしまう。
順光で彼の姿を捉えるには、彼が止まっている街灯の下を通って、回り込んでから撮影しなければならない。無理かな……と思いつつそっと彼の下を通ったが、案の定、彼は飛び立ってしまった……。
少し早めに女満別空港に着き、化粧室で東京バージョンの服に着替え、夕食をとることとした。最後は王道で締めるしかない。
今迄途中のレストランで何度となく隣の人が食べていた「鮭の親子丼(鮭の刺身とイクラが乗っている丼)」と北海道のジャガイモで作ったコロッケを注文した。
ビールは「サッポロ クラシック」。危うく1回もこれを飲まずに北海道を離れるところだった……やっぱり美味しい……。
次回は、1月か2月にまた道東に来たい。積み残した課題は、鳥類の写真を上手く撮ること。白い雪が積った後で晴天に恵まれれば、空気中は光で溢れ、十分な露出が確保でき、私のファミリー一眼レフの貧弱な望遠レンズでも早いシャッタースピードでタンチョウ、オジロワシ、オオワシをうまく捉えられるかもしれない……。
女満別20:10発羽田行JAL566便の搭乗手続きには、未だ少し時間がある。羽田空港の天候は雨……。あまりここを離れたくなかった……。
[第二章] 道東の冬 2023年2月17日~2月19日
4.最東端の地の夕暮れ(根室 春国岱) 2023年2月17日