今日は休憩するたびに、いつもみっちゃんがいて、一緒に歩いていたわけではないのに、すっかりみっちゃんと遠足している気分になって、しまいにはおやつ交換をしたりして、疲れたけど楽しかった。
今日はビジネスホテル泊だが、ビジネスホテルのいいところは、お風呂の時間や他の泊まり客を気にする必要がないところだ。部屋に入るとやはりボロボロに疲れていて、リュックをおろすと10分くらい座り込んでしまって立てなかった。このまま何もしたくなかったけど、洗濯や明日のコースの確認と、やらなきゃならないことがある。毎日の大切な作業とはいえ、25日間の疲労の蓄積はなかなかヘビーだ。
27日目 2024年10月15日(火)
●気温:28℃ ●天気:晴れ ●予定距離:30km ●参拝目標:41番 龍光寺、42番 佛木寺 ●宿泊予定:宇和島オリエンタルホテル
昨夜泊まったビジネスホテルを早朝6時に出発。今日は宇和島を抜け、41番札所、42 番札所の2箇所を打つ。
疲れが溜まり、歩き始めていくらもしないうちに足が重くなる。リュックが肩に食い込んでくるのも早い。「ああ~もう疲れが出るのが早過ぎっっ!」とボヤきながら歩く。
歩いているうちに辺りが明るくなってきた。明るくなるにつれ気温が上がりだす。朝のうちは雲があり、日差しは弱めながら、気温は上がる。蒸すのだ。歩き続ける遍路にとっては蒸し暑いのは苦しい。汗が蒸発してくれないので、身体の中も外も高温になる。熱中症になる可能性が高くなる。周りの景色に思いを馳せる気力もなくなる。
あ~苦しい。あ~辛い。あ~暑い。誰か、冷房ガンガン効いた車をください! 冷凍車に放り込んでほしい! なんて夢をみながら歩く。
ホテルを出てから4時間50分ほどで、やっと41番札所に到着。お遍路さんは皆さん誰でも知っていることかもしれないけれど、お寺さんに着くと、菅笠を被ってる人は被ったまま、帽子やなんかの人は脱いで、山門の前で1礼。山門をくぐると手水場で手を清める。
次に鐘つき堂で鐘をつき(鐘をつかせていただける場合のみ)、本堂へお参り。本堂の脇にあるロウソク立てに持参したロウソクを立てて、火をつける。この時、決して人様の火をもらい火してはいけない。持参した線香3本に火をつけて、線香立てに立てる。お賽銭を入れ、般若心経を唱える。そして自分の納め札を納札箱に入れる。
この作業を、隣か、裏か、奥にある大師堂でももう一度繰り返す。それが終わったら、納経所で御朱印代を払って、御朱印をいただくというのが手順だ。