26日目 2024年10月14日(月)

●気温:27℃ ●天気:晴れ ●予定距離:30km ●参拝目標:なし ●宿泊予定:ビジネスホテルアイリン

昨夜の宿《きさらぎ旅館》さんはとっても広いお宿で、何部屋もあって相当数のお遍路さんが泊まれる宿だったけど、昨夜は私1人。誰に遠慮することもなくすごく快適だったけど、私1人のために鯛の姿焼きや手の込んだお料理を作らせてしまったり、広いお風呂を用意してくれたり、申し訳なかった。そして夜中は広過ぎて怖かった。

さらに、昨夜入浴中、身体の泡をシャワーで洗い流すと、怪我をしていた右足の小指の爪がシャワーの勢いでポロリと取れた。ものすごくびっくりしたが、痛くない。しかし小指に爪がない。爪のない指は不気味だ。痛くないのも不気味だ。靴下を履く前に爪がないので、一応保護でバンドエイドを巻いた。爪がなくても歩けるものなのか? とめちゃくちゃ不安だったけど、痛くないし……。女将さんと記念写真を撮って、出発した。

 10km ほど歩いたところで、前を歩くお遍路発見。その人が遍路小屋に入ったので、私も休憩しようと入る。すると、そのお遍路さんは徳島と高知で何度か同じ宿に泊まり、ちょこちょこと何箇所かの札所で一緒になった、湯河原から来たみっちゃんではないか!久しぶりにみっちゃんと話して、元気が出た。

みっちゃんが「おれ、ここで朝飯食べるから、先に行きな!」と言うから、「きっとまた後で会うね!」と先に進む。

さらに進むと、進行方向からやってくるお遍路。そのおじさんも私に気づき、しばらく立ち話。おじさんも逆打ちのようだ。さすがうるう年だ。名前は岸さん。3周目にして逆打ち挑戦と言っていた。何周もしているんだと感心する。楽しいおじさんで、記念写真をお願いした。こういう元気なお父さんたちと話すと元気が出る!

宿を出てから15kmも歩いたというのに、見事にコンビニもトイレもない。ホントにこれが一番辛い。街中ではコンビニなんてあっちにもこっちにも、あり過ぎるくらいあるというのに。3日間コンビニを見ないなんて普通の歩き遍路。そうは言っても、出もの腫れ物ばかりは辛くて仕方がない。

すると、「お遍路さん、ご自由にお休みください」という手書きの看板が出ていて、ベンチがいっぱい置かれた、じゃこ天屋さんがあるじゃないか! 図々しいとは思ったが、お店を覗き、お手洗いをお借りできないか聞いてみた。すると忙しそうにしていたお兄さんが快く貸してくださって、ホントに助かった。もちろん納め札を受け取っていただいた。

次回更新は7月17日(金)、18時の予定です。

 

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