【前回の記事を読む】定年後は、安心して酒が飲める天国のような毎日。うるさい妻は、日帰り旅行で月4回は出かけているし…

第1章 人生後になるほど面白く

「プールをやるなら、水泳パンツにスイミングキャップとタオル。ジムをするなら着替えときれいな運動靴、汗拭きタオルと後でシャワー浴びるからシャンプーあるといいよ」と説明する。

「家にあるものばかりや。飲み物は何か持っていくのか?」

「自動販売機もあるけど、自前で水筒を持ってくるのもいるよ、僕は面倒だから自販機組だな。中には特製ドリンク作ってくるのもいるよ」と付け加える年男。

「何入れてくるの、まさか酒ではないよね」

「それはないでしょ、コラーゲンとか今はやりのプロテインとか色々テレビで宣伝しているだろ。膝にいいとか腰に効くとか、血圧が下がるとかいうの入れているみたいだな」と言うと、真紀夫は酒なんてバカなことを言ってしまったと思い、「なるほどみんなそれなりに工夫しているんだ」と付け加える。

毎日面白くするには興味を持ったものには参加すること、参加するには出かけること。

あれこれ理由を付けない、あれこれ理屈を考えない、あれこれ心配しない、あれこれ見栄を張らない、あれこれ言い訳しない。この5原則を守ることです。

1. あれこれ理由を付けない

子供の頃は友達がやっていれば自分もやってみようと思うし、親がやってみたらといえば少し嫌でもやってみます。

テニスでも水泳でも散歩でも、何かスポーツを始めるとしよう。今までやったことがないかもしれないが誰でも最初がある。ルールを知らなくてもいい、やれば自然と覚えるものです。

わからないことは、やっている人に素直に聞けばいいことだ。みんな自慢気に教えてくれるし、中にはあなたをわざわざ探してお節介に指導してくれる人もいる。それでもと思う人は、スマホの動画を見れば大抵のことはわかる時代です。

スポーツだけではない、当然社会奉仕やシルバー人材などの仕事もある。仕事も遊びも自分の状況に合わせて考えれば良いのです。

飛ばないカラスは、とりあえず、まずは理屈を付けていないで羽ばたき始めなさい。

飛んで落ちるのではないかと自己保身を大切にして動かないのではなく、どうせ高くは飛べないから低く短く休み休みしか飛べないのですから心配は不要です。

未就学の子供が出来て、あなたに出来ないわけがない、やってみましょう出来ますから、やれば楽しくなるから、理屈を付けずに格好を付けずに始めることです。下手で結構、何が悪い。

誰にでも最初はあるんです。10年先を見ていてくれ。きっと気持ちだけはプロ並みになるから。「見かけと、思い込みと、それらしく」が大切なんです。

幼い子供がテレビのアニメを見てヒーローの真似をしているのと似たようなもので、見かけと思い込みが人生に彩を付けてくれるのです。恥ずかしいと思えば何も出来ません「どうだ、よく似ているだろう」と居直ってしまえば周りも楽しく自分も楽しくなりますね。

みんなの前で歌うカラオケと違い誰にも迷惑をかけていないのだから、気持ちを楽に持ちましょう。