俳句・短歌 短歌 自由律 2020.10.10 句集「愛のままで咲く」より三句 愛のままで咲く 【第11回】 馬場 美那子 “こぼれる愛 からめた指の すき間から” 十七音に込められた、愛と感謝の川柳句集 母へ、恋しい君へ、愛犬へ、かけがえのない日常へ。やさしく、時に激しい愛の詩。 5章からなる川柳句集を連載にてお届けします。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 血に染まる君の心のトゲ抜けば 人ギライ君のおかげで治ったわ どこをどう突いても君が離れゆく
小説 『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』 【新連載】 武 きき 42歳で離婚しバツイチに…。でも今が一番幸せ!——何歳になっても「運命の出会い」はやってくる。第二の人生、ときめき再スタート! 杉山香子(こうこ)、四十二歳。あてもなく、見知らぬ町を歩いている。「はぁ~、歩き疲れちゃった。足が痛いなぁ~」素敵なカフェを見つけて入って休む事にした。歩いている人は、年配の女性が多い。静かな住宅地だ。「う~ん。ホットティーが美味しい」私は、自分の生きたい道を進む為にこの町へ来た。でもどうしていいか分からないので、あてもなく歩き回り、とりあえずカフェで休んでいる。靴擦れが痛い。今更、両親に心配を…
小説 『~ to Lisa 僕は君を愛しています from Marlon ~』 【第4回】 藤城 奈緒 「大人になったらLisaと結婚するんだ。」5歳の僕は大好きな17歳の少女に会いにいくために用事をひねり出した 【前回記事を読む】12歳上の彼女が僕の名前を呼び、大好きだと言った。そばにいると、元気になれると言ってくれた…僕にとって、毎日Lisaに会える日々は楽しかった。しかしある日、母から思いがけない言葉を掛けられた。母は明らかに怒っている。「Marlon、ちゃんと学校での勉強をしてから出掛けなさい。あなたは学校で何があったか話もしないで出掛けてしまうことがあるでしょ。きちんと学校でのお話をして、お勉強…