俳句・短歌 短歌 自由律 2020.10.10 句集「愛のままで咲く」より三句 愛のままで咲く 【第11回】 馬場 美那子 “こぼれる愛 からめた指の すき間から” 十七音に込められた、愛と感謝の川柳句集 母へ、恋しい君へ、愛犬へ、かけがえのない日常へ。やさしく、時に激しい愛の詩。 5章からなる川柳句集を連載にてお届けします。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 血に染まる君の心のトゲ抜けば 人ギライ君のおかげで治ったわ どこをどう突いても君が離れゆく
小説 『東京フェイクLove♡』 【第3回】 川田 レイ 「今度一緒に行きませんか?」施術後、ハイスぺイケメンセラピストからデートの誘い。こんな超年上の私を…? 【前回の記事を読む】下着を脱ぐことは考えてなかった…身体を重ねるような体位もあり、まるで恋人から受ける親密な密着マッサージだった。「パラダイスアロマの仕事が、本業なんですか?」「いいえ、大学院を卒業したばかりで、4月から都内の外資系IT企業にITエンジニアとして、就職する予定です」「はあ、凄い。大学院卒業の理系でITエンジニアさんになるんだ……」「はい。でもここも副業として、当分勤める予定ですの…
小説 『今は令和と申すのか』 【第8回】 おおいわ 美紅 「あの夜と朝、私の布団の中で感じた気配はあなた様だったのですか?」ドキドキしながら聞いてみると、信長様は… 【前回の記事を読む】「その朝の寝息ってさあ、夜這いじゃないの?」彼は何を言いたかったのだろう。ずっと、ずーっと、と言ったその先。夜空には、北斗七星といわれる星が存在している。割と簡単に見つけられる星座のひとつではないだろうか。それに呼応するかのように、地球にも存在しているらしい。パワースポットとも、エネルギースポットともいわれる七つの秘密の場所である。ミステリーなイメージが湧くけれど、ホントのと…