高速道路の上のバカ
私はいま広告関連の会社の代表である。大阪と東京に事務所があって社員も40人近くいる。かれこれ40年近くこの業界にいて34年間いまの会社を経営している。
決して成功者などとは思っていない。どうにかよく生き残れたものだと思っている。
大阪の三流大学卒で遊び惚けてサーフィンと女の子のケツを追いかけるしか能のないどうしようもないアホだったと思う。でもそんなグダグダの極みのアホでも、頑張る方向を間違えずに直向きに好奇心を忘れずに歩き続ければ、それなりになんとかなるというひとつの例だと思ってほしい。
私は大学を出てから入社したDハウスの関連会社をわずか半年で辞めている。チャラチャラ遊びまくっていた学生気分は残念ながらそう簡単に抜けるものではないのである。
毎日毎日単調なルーティーンワークは私には拷問に近かった。ふと隣を見ると課長も同じ仕事をしていた。こんなことをやるために生まれてきたんじゃないとかマジでまわりにほざいていた。
振り返ればあの頃はかなりアホをこじらせていたクズだったと思う。会社を辞めたものの無職でいるわけにもいかないので、大学時代にアルバイトをさせてもらっていた会社に今度は社員として拾ってもらった。
それは大阪の生野区というそれはそれは治安の悪いところにある米屋さんだった。ときおり近所で密入国の不法滞在者が摘発されていた。とにかく韓国や北朝鮮の在日の人が多い地域で私がいた時はホントに選挙の時もほとんど選挙カーもこなかったぐらいである。
40年前の話である。いまはどうなのかは知らない。
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