エッセイ 実用 自叙伝 宇宙 JAXA 金星 2026.06.22 2010年12月、金星の裏側で通信が途絶えた惑星探査機「あかつき」…予定時刻を過ぎても信号は届かず、管制室は騒然――約90分後…… 金星への帰還 【第1回】 中村 正人 諦めない、金星到達のその日まで。 この記事の連載一覧 失敗――。金星への旅はため息とともに始まった。その5年後、世界が驚く方法で金星周回軌道への復活を成し遂げる。元JAXAプロジェクトマネジャーが綴る、不屈の精神で挑み続けた「あかつき」の軌跡。※本記事は、中村正人氏の書籍『金星への帰還』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 「あかつき」の歩み 写真を拡大 写真を拡大
エッセイ 『227日後の奇跡[注目連載ピックアップ]』 【第4回】 細見 貴子 「あの黒柴も気になっていて…」と話すと、店員からの想定外の返事が――「あの柴犬は実は…」 【前回記事を読む】ペット禁止のタワマンでこっそり小型犬を飼っていた住人。ほかの住人にバレて、管理会社に“密告”された結果…抽選の結果は、なんと、まさかの「落選」だった。販売会社の担当者からの申し訳なさそうな電話に、私は決して感情的にならず、こう返した。「そうでしたか、すごく残念です。実はずっと以前、御社のマンションを購入したことがあるんです。その時は、なんと37倍の競争率で当選したんですよ! だ…
小説 『ホームランとフォーマルハウト』 【第13回】 福原 道人 「お父さんはいないよ。妹もそう。ママは1人」…惑星の知識を誰に教わったのか聞くと、少年は急に小声になった。だがその答えはどこか変で… 【前回の記事を読む】薄汚れた半袖の兄、妹は男物のお下がり……秋なのに薄着の兄妹が気になって仕方なかった先週の約束を、水口さんは忘れるどころか、心待ちにしていたようだ。縁側には色違いの保温用水筒が三つと、いろいろない交ぜになったスナック菓子が、籠に山と盛られている。もてなしのつもりで用意していたのだろう。こんなに純粋な人は、幼子以外見たことがない。一時でも帰ってしまおうかと思ったことに恥ずかしさを…