エッセイ 実用 自叙伝 宇宙 JAXA 金星 2026.06.22 2010年12月、金星の裏側で通信が途絶えた惑星探査機「あかつき」…予定時刻を過ぎても信号は届かず、管制室は騒然――約90分後…… 金星への帰還 【第1回】 中村 正人 諦めない、金星到達のその日まで。 この記事の連載一覧 失敗――。金星への旅はため息とともに始まった。その5年後、世界が驚く方法で金星周回軌道への復活を成し遂げる。元JAXAプロジェクトマネジャーが綴る、不屈の精神で挑み続けた「あかつき」の軌跡。※本記事は、中村正人氏の書籍『金星への帰還』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 「あかつき」の歩み 写真を拡大 写真を拡大
小説 『超能力探偵 河原賽子』 【第41回】 春山 大樹 私に会いに上京したはずの母。しかし、位置情報が示したのは板橋区の民家…そこは末期患者のための治療院だった。 【前回の記事を読む】「母は相当ひどい状態」と聞き、久しぶりに上京した母に「健康だよね?」と聞いた。すると、しばしの沈黙をはさみ…翌日、麻利衣は事務所のソファで足を組んでコーヒーを啜っていた賽子の前に右手の握り拳を固めていきなり立ちはだかった。「何だ、そのしかめ面は。腹でも痛いのか」麻利衣が拳を賽子に向けて突き出し、手首を回して掌を開くとそこには1個のサイコロが握られていた。「やはり私はあなたの超…
小説 『who am I』 【第27回】 千戸 嶺 「テニサー」に入った目的は「テニスが楽しそうだから」。そんなピュアな理由ではなかった——性的な魅力を感じてもらいやすいこの時期に…… 【前回の記事を読む】「誰が嫁に貰ってくれるんだ」…愛情障害を抱えた女子大生が、結婚や“普通”の幸せを捨てて、芸能界を目指した理由は——入学式から程なくして、私はテニスサークルに入った。テニスなんか微塵も興味はない。今までの言動を見て私が「テニスが楽しそうだから」とかいう、見かけたちょうちょを追いかけるような純粋無垢のピュア野郎に見えるか?選んだ理由は打算的なものだ。そのサークルのSNSをリサーチ…