【前回の記事を読む】デジタル化は高齢者を切り捨てている? ただでさえ日本は世界から遅れているのに、技術の進化を拒否する政策を推し進めるなんて…

第2章 泡沫候補8人、ユーチューブでSNS界隈を騒がす!!

田乃郷陽介  高齢者が働きやすい社会へ「たのGO」提言
無 新 69歳 元海運会社会長

「ええっと、これは2023年にスイス・ジュネーブで行われた『水銀に関する水俣条約第5回締約(ていやく)国会議』で議決された結果に基づいたものですね。でもまあそれだけ水銀汚染を重視している割には先日の水俣病被害者との懇談会では発言者のマイクを切ったりしましたから、環境省が真摯にこの問題を考えているのかどうかは疑問ですけどね」

多比余が口を挟んだ。

「代用のLEDは直管20Wのものは簡単に手に入るが、40Wロングサイズのものはあまり見かけないし、丸形32Wのものなども代用品があっても高価です。それなら照明器具そのものを取り換えればいいと簡単に言う人もいるが、昔からの家庭では天井にシーリングプラグが付いてない家も多い。

これを取り換えるには電気工事士の資格を持つ人でなければ法律違反になり、かなりの高額になる。高齢者はわずかな基礎年金だけで生活している人も多いのに、蛍光灯が供給されないと在庫も高額になるため、照明器具のない生活を強いられることになる。

代用品も揃わないのに2027年には蛍光灯の製造を全面禁止にすると、目標を最初に定めるというのは非常に乱暴なやり方です。そういうところを政治家や官僚はまるで理解していません」

〈パラダイムシフトも度が過ぎるとエンドユーザーが迷惑するという話かな?〉

〈一度目標を定めたら、主権者である国民の大多数が反対していようが強引に保険証を廃止してマイナンバーカード化を進めるというのもそうだな。そんなことして誰が得するんだよ〉