なかなか上達出来ずに辞めようとして……家族や先輩、先生に励まされた言葉。厳しかった先輩の想い、先生からの“信頼”についての教訓。同級生からのいじめ……そう、いじめも。
あれは、2年生の夏のコンクールが終わった頃。3年生が引退して、私達2年生が部を引っ張っていく……その頃からだったと思う。
吹奏楽部の同じ学年の子から、話しかけても無視されるようになったの。
リーダー格の子で自然と周りもそうなり、私が言葉を発するとクスクス笑われたり。私はなぜなのかわからず、その子に聞いてみると……、返ってきた言葉は「いい子ぶってるから」。
……正直、どうしていいかわからなかった。
いい子を演じているつもりは全然ないし、どこがそう見えるのか。
聞きたいし、誤解なら解きたい……。
だけど笑われるだけの自分、存在すら認めてもらえない自分。吃音のせいか……、言葉を発するのが凄く怖くて。
何も言えずにいた、ある日。
「一緒に帰ろ!」
ずっと無視をしていた彼女が話しかけてきた。
(……もうやめたのかな、許してくれたのかな)
その笑顔に少し安堵しながら歩いていたの。
だけど一緒に帰る道の途中……稲刈りが終わった田んぼに、突き落とされたんだ。
――――頭が、真っ白になった。
下は柔らかかったけど冷たい土の感触。手も靴も、膝をついたからスカートも、きっと泥だらけ……どうして? 何がいけないんだろう……。
【イチオシ記事】「抱き締めてキスしたい」から「キスして」になった。利用者とスタッフ、受け流していると彼は後ろからそっと私の頭を撫で…
【注目記事】生徒を下校させた後、すぐにラブホテルへ…まだ2回目の彼に、早く触れて欲しい。2人で歯磨きした後、優しくキスされて…
ゴールドライフオンラインは、表現者を応援するウェブメディアです。
生身の人間が紡ぐリアルな言葉だからこそ、読者の心を揺さぶる力があると確信しています。
あなたも、"表現者"になってみませんか?
ゴールドライフオンライン編集部:glo_henshu@gentosha.co.jp