当然の疑問

客観的な科学と物質的な豊かさを重視してきた社会では、この仮説は驚きかもしれない。初めてこの考えに接した人なら疑問が幾つも湧き上がるのは当然だ。

そうした疑問は三つに大別できるだろう。

一.研究はマハリシ効果の存在を本当に証明しているのか。結果は単なる偶然の一致ではないのか。天候や季節、でなければ社会の他の要因に影響されたのではないか。

二.スーパーレイディエンスにはどんな人たちが関わっているのか。平和のテクノロジーという概念をよく知らない人は、誰がそのテクノロジーを支えているのかを知ると良いだろう。支持者を見ればその思想の見当がつく。また、この疑問を持つ人はマハリシの科学者や教育者としての経験も気になるはずだ。

三.スーパーレイディエンス・グループが調和と平和の影響を「放つ」と簡単に言うが、その効果を説明できる理論はあるのか。人が一箇所に集まって座り、目を閉じて瞑想をするだけで、周囲の犯罪者や兵士に影響し、グループの人数が多ければ、その影響が地球の反対側まで届くと言うが、なぜそんなことが起こり得るのか。

こうした疑問が生じるのは当然だ。詳しい説明は以降の各章に譲り、ここではごく簡単に答えておこう。

最初の疑問について──マハリシ効果の統計的な証拠は第二章で扱っているが、ここで指摘しておきたいのは、適切な科学的手法に則った実証研究が何度も行われてきたということだ。

1978年の秋から、超越瞑想の組織は数多くのスーパーレイディエンス集会を開催してきた。それぞれの集会は「瞑想者たちが集まってから解散するまで」と期間を特定できる一つの実験と見なせる。

集会ではしばしば、参加者が集まる前に、肯定的な効果の具体的な予測が科学者やメディアに対して発表されていた。

結果は、集会の開催と同時に周囲の社会に統計的に有意な変化が生じるというものだった。天候、曜日、その他の外部要因が実験に干渉する可能性は、入念な統計処理によって排除されている。

理論が理解されなくても、客観的な科学的根拠はマハリシ効果の存在を裏付けている。

二点目の疑問について。スーパーレイディエンスにどのような人が関わっているのかを知るのは確かに重要だ。

それを知るには、マハリシ経営大学〔現マハリシ国際大学〕を訪問してみるのが良い。

アイオワ州フェアフィールドのキャンパスは以前からマハリシの超越瞑想法をしている人が西洋で最も多く集まる場所で、全米と世界60ヶ国以上から集まった教授陣や大学職員、学生たちがいる。

スーパーレイディエンスの参加者の人柄を自分の目で見て確かめたいなら、世界各地の瞑想者が集まるこの大学や周辺の街で確かめられる。

 

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