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第一章 恒久平和──背景と仮説
当然の疑問
彼らの質の一面は専門家からの評価にも見られる。例えば、マハリシ経営大学が学位授与機関として認められ、教職員や事務員も含めて評価されていることの証しとして、全米で最も古く、最も大きい認定機関1から認定されている。
最近では、全米から訪れた6人の学識経験者による3日間の査察結果を受け、北中部大学学校協会が再び10年間の認定を大学に与えた。
これは制度上許される最長の認定期間だ。この他にも専門家からの支持の印として、アメリカ国立衛生研究所が大学を10日間にわたって集中的に視察した後、超越瞑想が人に与える効果についての研究に約2000万ドルの研究助成金を交付している。
学者たちは出会った学生たちについても高く評価している。設立当初に大学を訪れた、当時パーデュー大学の数学と実験心理学の教授だったジェームス・T・タウンゼント氏は、「この大学の学生は様々なことに関心を寄せ、理知的で、何事にも熱心で、創造性があり、他の大学でよく見る典型的な学生よりもエネルギーに満ち溢れていた」と語っている。
全米の二〇〇以上のキャンパスを視察したジャック・バーナム氏は、ノースウェスタン大学の芸術学科長だった当時、「マハリシ経営大学で出会った学生たちは意欲があり、一つの家族のようだった。生き生きとした様子で、思考も活発だった」と述べている。
マハリシ本人は、50年近くの間世界各地で教えてきたことで有名な人物で、インドに伝わるヴェーダの長い伝統を継ぐ現世代の傑出した師だ。
ヴェーダが数千年もの間途切れなく伝えてきたのは、主観的な知識、すなわち意識についての知識、意識のテクノロジー、それらの技術を使って人の能力を高次の状態へと進歩させる方法についての詳細な理解だ。
マハリシはいつも幸福で満ち足りているように見えるが、使命感に燃えた人物で、休暇は取らず、一日に22時間働くこともよくあり、3交代制の秘書やアシスタントたちを疲弊させてしまう。
世界規模の組織を持っているおかげで、いつでも世界の誰かが起きており、電話で仕事を進められると以前語っていた。マハリシの知識や意図は、以下にまとめた功績の一覧からイメージできるだろう。
一.古代から続くヴェーダの伝統の中で、マハリシは世界中の600万の人々に自身の瞑想法を広めた初めての師で、記録のある限りでは飛び抜けて多い。マハリシの人物像は、マハリシの最終目標を知るとよく理解できる。マハリシの最終目標を知るとその人物像がよく理解できる。
数千年もの間、真のヴェーダの瞑想法を学ぶに値するのはごく限られた人とされ、他の者は自助努力を強いられてきた。マハリシが繰り返し唱えてきた目標は、地上のすべての人を啓発し、世界平和を恒久化することだ。
二.マハリシはここ数世紀で初めて、瞑想は努力や辛い精神集中を要するものではなく、精神に適切なきっかけさえ与えればそこからひとりでに、自然に始まるというヴェーダの真理を復活させた師だ。この発想の転換はマハリシの超越瞑想法にも反映されており、日々の瞑想の恩恵を全世界の人に開いた。