歩くのが遅くなってきた、疲れやすい、食が細くなってきた、噛みにくくなった、足腰が痛く動きにくい、外出が億劫になってきた、物忘れしやすくなったなどの状態です。歳をとってくると、多くの人は、これらの1つや2つくらいは抱えているはずです。

入居者の平均年齢が88・2歳というこのホームでは、フレイルは当たり前のことだと思いますが、「歳だから仕方がない」と諦める人もいれば、フレイルとうまく付き合って、進行を止めようと努力している人もいます。

ホームでも、体操の時間をほぼ毎日設け、入居者のフレイルの進行防止に取りくんでくれています。朝8時40分には2階の大ホールでラジオ体操が行われているそうです。また、午後3時の「のびのび体操」では、ビデオを見ながら体操をします。日曜日は理学療法士のリードで行う「オリジナル体操」があります。

「のびのび体操」の内容は曜日によって異なっています。私は月曜日「上半身の運動とバランス運動・座位と立位」に参加したことがあります。からだ中の関節の動きを良くすることや筋肉を伸ばす運動のようで、椅子に座ったままと椅子につかまって行うものがありました。

ビデオのモデルとは左右が反対になりますが、常連の参加者は慣れたもので間違わずにスムーズにやっています。私は間違いに気付いて、慌てまくってばかり。頭の体操にもなるのです。僅か20分ですが、中身の濃い体操でした。

内容は他に「手足の筋力強化体操とバランス運動・座位と立位」「全身を使ったストレッチ体操・座位でも立位でもOK」「筋力強化運動・座位のみ」があります。

 

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