【前回の記事を読む】元気なうちに入居する「入居時自立型老人ホーム」では、自炊という選択肢もある! その活用方法は例えば…
第Ⅰ部
第2章 元気な入居者の暮らしぶり
2 ホームでの自炊
朝食・昼食を自炊している人が多い
自炊組にも2つのパターンがあります。3食とも自炊型は少数、朝食・昼食自炊型が多数を占めます。日本人の食卓は一般的には朝食・昼食は簡単に、夕食は少し手間をかけて豪勢にという慣習がありますので、それに沿ったものと思われます。
ダイニングルームは約50席ありますが、朝食時、昼食時は空いているそうです。夕方5時30分~7時までの1時間半の夕食時は、混んでいて、利用者が2~3回は入れ替わっています。これで夕食は大半の人がダイニングルームを利用していることがわかります。
自炊では、自分の都合に合わせ好きな時間に食事ができます。いつもバラバラでは体調がおかしくなるでしょうから、自炊組も、その人ごとに食事を摂る時間が決まってくるものと思います。私宅でも朝食は9時半頃、昼食は午後1時半頃、夕食は6時半頃とほぼ決まっております。
男性の中には、ダイニングルームにあまりいかず、自炊はせず、街中の食堂やレストランにいっている人もいます。気分転換ができて楽しいでしょうね。
また、女性にも色々な事情があります。炊事が大嫌いな人は、ホームに入って炊事から解放されたいと思うでしょう。また、足腰が痛くて炊事がつらくて困っていた人は、ホームが食事を提供することで救われることになります。こんな人は自炊はしないでしょう。
食材を得る方法は潤沢
自炊の食材を得る方法も多様です。街のスーパーなどでの買い物、居室に届けてくれる宅配の他に、週4日やってくるスーパーなどの移動販売車で買い物ができます。過疎の地域では移動販売車がきていることは知っていましたが、街中の老人ホームまできていたとは知りませんでした。