理子の人生で初めて、恋人の家に泊まることになったその日。嬉しかったのもつかの間、理子はある問題に直面していた。
(どうしよう、私のすっぴんなんて見れたものじゃないのに……!)
こうなることが予めわかっていれば、まだ明日の肌のコンディションを犠牲にしてすっぴん風のメイクができるものを買ってくるなどの用意ができたかも知れない。
一度部屋に戻って泊まりの準備をするとは言ったものの、今更すっぴんを見せるのにためらっている。
(本当にやばい、私たぶんすっぴんとメイク後の顔違うしな……)
少しでも自分の顔のコンプレックスを隠そうと、厚塗りしてきた自覚はある。だからこそ、怖かった。
(ここで秋斗に顔で嫌われたら、本当に立ち直れない……やっぱ、近くのコンビニに走って何かすっぴん風に化粧できるものでも買ってこよう)
次回更新は5月28日(木)、11時の予定です。
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