メニューを見ると、当然に魚介系の丼のメニューが多い。うに丼、イクラ丼など……ずっと魚介系の食事が続いており、流石に肉が食べたくなってくる。肉系の丼は「豚丼」か「エゾシカの肉のソースかつ丼」か何方か。

エゾシカのかつ丼は話題性もあり魅力的だったが、今まで何頭かのエゾシカに至近距離で会い、親近感もあったので、何となく後ろめたい気持ちがあって豚丼を選択した(豚丼はここから約300km離れた帯広が本場なので、地元感がなく、いまいち盛り上りに欠けるが……)。

この後、知床半島に留まり、夕方、野生動物が活動するタイミングを待とうか迷ったが、それなりに野生動物の写真も撮れていたので、知床半島を後にしてサロマ湖に向かうこととした。

国道334号、244号、391号とひた走り、サロマ湖へ向かう。途中、能取岬に寄った。風もなくオホーツク海は穏やかで、秋の斜めの日差しを反映した深いブルーが綺麗だ。あと数か月後、この海に流氷が押し寄せるとはとても思えない。

 

サロマ湖やその周辺の能取湖などは、湖の一部が海と繋がっていて、湖水に塩分を含む汽水湖。汽水湖の定義として、真水と海水の間の塩分濃度の水をたたえていることとされている。

海で泳いだ時に海水が口に入ったことはあるのでその「塩辛さ」は知っているが、汽水湖で泳いだ経験はなく、どの程度塩辛いかわからない。

折角、行ったんだからサロマ湖の湖水を舐めてくればよかった……。以前、会社の先輩が夏に猪苗代湖で湖水浴をしてきて「当たり前だけど、水は塩辛くなかった!」と言っていた。

そりゃそうだろう……。地元の方は汽水湖浴をすることはあるのだろうか? 汽水湖浴をするくらいなら、海が直ぐ近くにあるので、多分、海水浴しますね……。

サロマ湖とオホーツク海との間は、大体30km程度の辺長が砂丘で仕切られているが、海と繋がっている部分は僅か500m程度なのでさぞかし塩分濃度は低いと思いきや、サロマ湖は元々海であったことや流れ込んでいる河川の規模が小さいことから海水に近い塩分濃度があるらしい。

サロマ湖に着いたのは午後4時近くだった。サロマ湖の入口に「ワッカ原生花園」があるが、旬を過ぎていて何も咲いていない……。

網走から紋別にかけて、オホーツク海沿岸には沢山の「原生花園」があるので、6月~9月の花の季節に今度は訪れたい。

時間的に、丁度、夕暮れ時となった。サロマ湖の東側を通る国道442号に敷設された駐車場から、有名な「サロマ湖の夕日」を眺めた。

近くに「夕日が綺麗に見える」ことを売りにした道内で有名なリゾートホテルがあるので、ロケーション的には問題ないと思うが……。少し雲が出ていてぼんやりとした感じが、逆に淡い雰囲気を醸し出し、良かったかもしれない。

 

 

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