【前回の記事を読む】お尻の白い毛が愛らしい動物が、森の中から私を見つめていた。一瞬びっくりしたが、大急ぎでカメラを向け…
[第一章] 道東の秋 2022年10月7日~10月9日
2.奇景とアントラー(野付半島ナラワラ、羅臼、ウトロ、斜里町) 2022年10月8日
エゾシカやキタキツネはどうして道路脇に頻繁に出てくるのだろうか?
素人の私見だが、エゾシカの場合、道路脇などの森の際の日当たりの良いところに生えている草を食べるために出てきているのではと考えている。
キタキツネは肉食なので草は関係なく、彼らは単に、荒地よりは歩きやすいアスファルトの道を移動しているのではないかと思っている。人間が作ったインフラをちゃっかり利用しているのではないかと。
北海道道950号野付風蓮公園線も終わりに近づいてきたところで、電柱にオジロワシが止っているのを見つけた。
車を止め、望遠レンズを構えたら直ぐ飛び去ってしまった……。先度のタンチョウといい、鳥が飛んでいるところを写真に収めるのは難しい。
私のファミリー一眼レフニコンD5600に購入時に付いている望遠系のレンズだと、例えば300mmで開放時の露出がF6・3なので、有効な露光を確保するためのシャッタースピードが遅くなるため、大概の写真はぶれてしまうのだ。
この悩みを解決するためには、より多くの光が集められるあのバズーカ砲みたいな大口径の望遠レンズを装着する必要があるが、重いし「そこまでして……」と思ってしまう。
最後に、丘の上に立ち此方を見ている雄のエゾシカを見つけた。私は彼に「ありがとう」と「さよなら」を言い、野付半島を後にした。