羅臼に着いたのは丁度お昼頃。道の駅に敷設された飲食施設で昼食をとることとした。周りを見るとホッケ塩焼き定食やイクラ丼を食べている方が多いが、私は「昼は蕎麦かラーメンの法則」に従い、「昆布ラーメン」を注文した。

一応、人気メニューと書いてある。昆布の収穫量で北海道は、当然、都道府県別では1位。

北海道内でのランキングは利尻や羅臼が上位かと思いきや、1位は断トツで函館市で、えりも町(たぶん所謂、「日高昆布」の産地と推測)、根室市(根室本線に「昆布盛」という駅がある)と続き、羅臼は10位、利尻は11位と意外と低いが、「量」ではなく「質」がネームバリューに影響しているように思う。

麺が緑っぽいので、麺に昆布が練り込んであると思われ、スープは昆布の出汁のあっさり塩味で美味。スープも全部飲んでしまった……(血圧130前後なのでラーメンのスープはなるべく飲まないようにしているが、毎日トクホのお茶を飲んでるし、あっさり塩味系のスープだからたまには良いよね……)。

 

昼食を済ませ、知床峠を越えてウトロに向かうこととした。峠の入口で2匹のエゾシカを発見した。2匹とも立派な角を持った雄だ。

エゾシカは角が立派で、体の大きな雄1頭と雌とその子供数頭で集団をつくり行動することが多いように思うので、このように角の大きな雄を2頭同時に見るのは初めてで興奮してシャッターを切った。

雨に濡れているせいかもしれないが、野付半島で会った奴よりも毛の色が濃く黒光りしているような印象を受ける。ここまで角の立派な雄のエゾシカに至近距離で4頭出会ったが、当然ながら微妙に顔立ちが違う。顔が小さくて角が大きかった、ナラワラで会った奴が一番イケメンだったかな……。

知床峠の山頂は霧雨が降っており、峠を境にウトロ方面に山を下るにつれて天気は崩れ、雨模様となった。

元々、今日は1日雨だと諦めていたのだが、午前中は曇りで切り抜けることができたので良しとしよう。ウトロでのメインイベントは知床五湖のトレッキングなのだが、今日は雨、明日は朝から晴れる予報なので、このイベントは明日に回すこととした。

ウトロに着くと雨が本降りで、外を歩く気にならなかった。車を走らせていると知床自然センターがあったので、そこの喫茶スペースで一服することとした。

コーヒーを注文するつもりだったがメニューに「自家製レモネード」というものを見つけ、方針変更してこれを注文してみた。レモンと蜂蜜でできたこの飲み物は、昨晩のアルコールで汚染された体に染み渡っていく……。

 

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