【前回記事を読む】愛猫のふっくらとしたお尻はいつのまにか細くなっていた…筋肉も徐々に失われていき……

悲しみの底で見つけたもの~猫さんが生きた八十九日間の記録

三月十二日(水)

朝嘔吐あり。昔より明らかに吐く回数が増えている。食事は多少口にするが、その後すぐ下痢。あまり動かずただずっと寝ている。

午前中に点滴に連れて行く。体重4・54kg。40gの減少にもピリピリしてしまう。誤差だろうに。午後は仕事に向かう。

夜、この日三回目の下痢。飲水量は悪くないが食事が摂れない。カリカリは一割も食べてくれない。ちゅーるで何とか65キロカロリー。水分摂取は飲水180mlに点滴120mlの合計300ml。

三月十三日(木)

朝から下痢と嘔吐。私は午前と午後に仕事で、仕事の合間に様子を見に帰宅するが、あまり動いていない。点滴のための受診は妻にお願いした。

下痢は夜まで続き、排便の後、腰が抜けたようになった。カリカリご飯を全く食べなくなる。ちゅーると好きだったおやつを片端から試して何とか115キロカロリー食べてもらう。胸が締め付けられる。

この日の水分は、飲水220mlに点滴120mlの合計340ml。体重は更に減って4・50kgだった。

猫さんの誕生日は四月十九日。あと一か月以上も先だ。形質細胞腫の悪性度からして、おそらく彼女が誕生日を迎えることはないだろう。根拠はないが、彼女の弱り方を見て、そう覚悟を決めた。

三月十四日(金)

朝、排尿あり。ゆっくりとだが家の中をパトロールしている。

液状になった食品ちゅーるには、大きく分けておやつタイプと総合栄養食タイプとネットか病院でしか買えない療法食タイプがあるのだが、このうち総合栄養食タイプを食べなくなった。以前はちゅーるであれば何でも喜んで食べていたのに。カリカリと呼んでいる固形食は以前からほとんど食べなくなっていたので、食事の選択肢が一つまた一つと消えてゆく。

午前中、点滴に行く。この日は女医が担当だった。下痢の相談をすると、サイリウム入りの療法食を勧められて購入した。

私は午後から仕事に出かけていたのだが、帰宅するまで、ずっと寝ていたらしい。

夜間に下痢をする。しかも三回も立て続けに。この日は固形のおやつとちゅーるで90キロカロリー摂取。水分は飲水180mlに点滴120mlの合計300ml。体重は4・52kg。