【前回の記事を読む】図書館裏で、全てを差し出すように抱き着いてきた彼女を思いっ切り抱きしめ、首と顔に唇を這わせると…
Ore Joe! 俺たちの青春
ヨシオは部屋に入ると、希恵をそのまま床に倒した。希恵は何も抵抗することなくヨシオの体を受け入れていた。
ヨシオは獲物をものにするように、激しく、そして、優しく、希恵を何度も押し付けていた。
部屋の外にお袋がいようがいまいがどうでもよかった。三十分くらい経った。二人はそれなりに思いのたけをぶつけた。ヨシオは全てを希恵にささげ入れた。暫くして、二人とも疲れたのか動かなくなった。お互いの呼吸の音が聞こえるだけだ。この時、二人は大人として、やっと認められたような気がした。
「希恵、俺とこうなって、後悔してないかい」
希恵は、何も言わず力づよく、ヨシオに抱き着いた。二人の行為は、それから暫くつづいた。
この日から、二人は時間があると、お互いの快感をむさぼり会うようになった。この結末がどのような結末になるか、二人は分かっていた。
三か月もすると、希恵に生理が無くなっていた。
希恵はその後、学校を休学することになった。
「あたし、ヨシオの子供を産みたい。これパパからもらったブルーサファイヤ」
そう言って、希恵はヨシオに紫色のサファイヤのペンダントを差し出した。
それは、プラチナをハート形にしたものの中に桔梗色のサファイヤが輝いている。
「これは、私たちだけの恋木神社のペンダントよ。私のオリジナル。この恋が成就する永遠の愛の色。桔梗色よ。あたしが、いようがいまいが、ちゃんと身に着けとくんだよ。これ、ペアのネックレスだからね。よその女に手を出したらだめだからね」
希恵はそう言って、ヨシオの首に手をまわしてペンダントを付けると、ヨシオの顔全体にキスをした。
その言葉を残して、希恵はヨシオの前から姿を消した。