【前回の記事を読む】一流のマンション管理士になるには、管理会社に負けないバックヤードが必要。そのためにはまず、学会の門をノックして…

第一章 マンション管理の用語と管理組合運営のトリセツ

4 マンション管理の自立化(2)(マンション管理の寺小屋とQ太郎塾)

第1回目(10月2日)は20数名の区分所有者の参加がありました。

最初なので分かっているようで分かっていない「マンション管理業者」の定義をテーマに最初の1時間はフリートーキング、残りの1時間は私からマンション管理適正化法第2条第七、八を解説しながら話を進めていきました。

ところでマンションと言う言葉が公式に定着したのはマンション管理適正化法が成立した平成12年(2000年)12月8日です。

それから21年、未だマンション管理の公式的な定義は行政もマンション学会、マンション管理業協会、マンション管理士の団体等も行っていません。

一方では(マンション)管理不全やマンション管理士等の言葉は社会的に認知されていますが、管理組合や区分所有者のマンション管理に関する体系的な教育システムは未だ実施されていないのが現状です。

関西では区分所有者の皆さんが各地で自主的な勉強会を開催していますが、私の知る限り勉強会を主宰している方の多くが管理組合の元理事長等で、体系的・学問的ではなく断片的な知識の交流会的雰囲気を感じます。

マンション管理士の社会的使命の一つに、管理組合や区分所有者にマンション管理の体系的な知識を教える事があると私は思っています。

私たちの家族が良好なコミュニティの共同生活の場に住み、良質な住環境に住むための財政基盤の確立ためには区分所有者の努力しかありません。それがマンション管理なのです。

また管理会社にマンション管理を丸投げしないためにも、マンションの維持管理に必要な知識や各種業者との交流も大事です。

それがマンション管理の寺小屋やQ太郎塾開校の趣旨です。

また、それを推進する役割は私たちマンション管理士が担います。「継続は力なり」を実践していきたいと願っています。