【前回の記事を読む】理由もなく父親から悪態、誹謗、侮辱され続けた日々。幼い頃から長く胸に残った“自身の存在への疑問”

1.神の創造の奥義

(2)

まず、神は人間と全ての生き物に霊界に存在している相応しいレベルの霊を与えました。霊の本質は神と同じということになりますので、人間をはじめとする全ての生き物は神の霊的な兄弟姉妹ということになります。

次に神は愛を注ぎながら人間と生き物に多くの苦難や困難を与えることにしました。そして全ての生物が苦難や困難を自力で乗り越えていかれるかを見守ることにしたのです。

そこに神が思い描く霊達の将来構想が見えてきます。

宇宙と霊界に存在する幾億兆の霊達(地球以外にも生物の存在する天体は存在すると予想されています)が幾多の困難を乗り越えて、神の高みを目指して延々と成長、進化を続けるという遠大な計画です。遅々とした成長、進化でもずっと続ければ神と同じ霊ですから、何れは神のレベルにまで到達することになる筈です。

さて神の構想では幾億年をかけ、霊達が神と等しいレベルにまで成長、進化しますが、それからどうなるのでしょうか? 誰も思い及ばなかったことですので答えを申し上げれば、まず霊達が神のレベルを超えて進化を続けることは出来ないのです。霊の本質は神と同じですから、いわば神と同じ遺伝子を持っています。

同じレベルまで進化出来ればそれが頂点ということになります。また霊達が神に吸収され合一するなどは決してありません。合一すれば神の「愛する対象」ではなくなりますし、また神は孤独に逆戻りしてしまいます。何処までも神とは別の存在でいなくてはならないわけです。従って答えは自ずと決まってきます。

全ての霊達が神に等しいレベルにまで成長し、順次統合されて新たな神となり、複数の神が並立し互いに愛し合う世界が出来上がることになります。なぜ霊達が成長進化して統合されるのかといえば、霊の持つ愛の力により全ての霊達が引き付け合うからということです。複数の神が互いに愛し合う世界こそが神が思い描く最終的なこの世の姿なのです。