コラム4 胡蝶夢号の旅への準備
1 運転編
まずは胡蝶夢号の旅に備えて、運転練習をした。名神高速京都南インターチェンジのすぐそばにあるキャンピングカーメーカーが直接運営しているRVサイトで1泊、試験的に車中泊をすることにした。
運転感覚は完全にトラックだ。胡蝶夢号のベース車両は小型トラック「ダイナ」のキャンピングカーメーカー向けバージョンである「カムロード」だ。ハンドルは水平に近く直径も大で、視界は素晴らしい。パーキングブレーキやエンジンスイッチも昔のタイプでハンドブレーキ操作は力が必要だ。
ナビは最新機種を装着。バックカメラはお世辞にも素晴らしいとは言えないが、実用には問題なし。サイドミラーは大きく見やすい。車幅が2・11mあるので、慣れない間は神経を使う。車高は2・95mあるので高さ制限に要注意だ。重心が高いので横風やトラックやバスとすれ違う時は流される。横転事故が一番多いので時速は80kmを超えないように注意されている。
高速道路ではほかの車が非常に高速走行していると感じる。山道はもちろんのこと、高速道路でも下り坂はエンジンブレーキ操作が必要だ。現在の便利な車に乗り慣れている人は注意が必要だ。
トラックの車台であるので、乗車感覚もトラックそのもので、バウンドが激しく、車全体が大揺れする。常時4輪駆動なので安定感はある。
2・8リッターターボディーゼルエンジンなのでトルクは十分にあるが、騒音レベルは高い。ナビや音楽もボリュームをあげないと聞きづらい。
現在使用中の乗用車とは別世界の車だ。しかし、のんびりとしたドライブの雰囲気や心の解放感を思う存分楽しめる車だ。
どこにでも、思い立った時に、予定に縛られることなく放浪旅ができるという可能性があると思うだけで、人生をワクワク生きているという気持ちにさせてくれる車だ。
2 車中泊編
そして初めての車中泊!
なんでも経験しないと問題点がわからない。
無事、午後4時にRVパークに到着した。4台の駐車スペースに1台がすでに停車していた。なんと、お隣りはドイツから日本に初めて来た家族だった!!!
1週間前に成田空港に到着し、キャンピングカーをレンタルしたそうだ。日光などをめぐり、昨夜京都に到着したとのこと。京都見学のために3泊した後に、奈良に行くそうだ。すべてで3週間の予定だと楽しそうに話していた。