【前回記事を読む】目的とは、漠然とした抽象的な「めあて」――的外れか、的を射ているかの判断は何によって定まるのか
第1部 理論編・企画を解明する
第一章 樹に学ぶ
第四節 方法(幹②)
方法
バランスの大切さ
方法が決まったので、6つの要素を意識して企てをしていきました。一つを100パーセントに近づけて次の項目に向かうのではなく、じょじょに6つの間に凸凹がないように揃えていきます。
一つひとつが七割ぐらいの状態になれば御の字でしょう。細かく見ればいくつか不備や不合理性が確かめられますが、形が整っていれば構いません。継続していく中で一つひとつの要素の整備や補強を行っていきます。
目的と方法とNPO法人
設立して8年目に、NPO法人企画on岡山の定款の「目的」の項の中に、「方法」のことばを取り入れ変更しようとしました(詳しくは第3部)。
抽象的なことばと具体的なことばの二つがバランスよくあることで、集団の形を共有していくことができます。
会員募集チラシにも明記し、総会や部会で共有していけば、的外れな企てに傾いたり、集団がぶれたりすることを避けることができます。
「市民」ということばを共有しない人が集団に入ったり、居続けたりすることを避けることにもなります。NPO法人の定款に従って、よほどのことがない限り退会勧告はできません。
自らが違うことを認識する、あるいは間違って入会しないようにも総会や部会や実行委員会で「目的」と「方法」をその都度確認します。
6つの要素についての説明は分量が多いので、次章で一つひとつを順に取りあげ記す。