食料の買い置きも無くなったのでスーパーマーケットに買い出しに行った。自転車置き場は混雑するから歩いた。二〇分。
一階が食料品売り場で、二階から最上階の五階までは衣料品、日用雑貨、電気製品、靴、スポーツ用品、本屋、食堂などが入っている。
トイレの洗面台付近は水道水が跳ねてびしょびしょになっていた。これでは保菌者が咳でもしたら、そこら中の水滴に菌が宿って二時間は生きるんだからとても怖くて近寄れない。
それが、柳絮も飛ばなくなって気が付くと、いつの間にかフェイディエンも収束していた。
モンゴル相撲のエキシビションの控え室にいた。
中国のモンゴル自治区から来た。とび職が履く純白のだぼだぼズボンは格好いい。はるか上空の鉄骨作業では裾が風を切って足元の具合が感覚で分かる。それをもっと膨らませたズボンの上に粋なデザインの乗馬用の膝当てを付ける。足裏の土踏まずに引っかけて腰バンドまで引き上げて縛り付けた。
上半身は裸で黒革の小ちゃなチョッキを着る。首には赤、黄、橙、青の布切れを背中にひらひら垂らしている。
仕上げにふくらはぎまでの革ブーツを履いた。これにも金がかかっていて白地に凝った刺繍が入っている。
ルールは足の裏以外の部分が地面に先に着くと負け。モンゴル本国とは少しルールと服装が違った。本国の方は服装もルールもレスリングに近く、確か手を着いても良かったはず。モンゴル自治区の方が古式を残しているのかな。
観客が丸く囲んでいた。広さはゲルくらい。大阪ではパイプ椅子に座った。現地で主催したときには草原に座ってもらった。
そのときの賞品は一位、羊。二位と三位はモンゴル茶。優勝者が、顔は笑っていたけど、
「お前、羊はな、抱いて俺に渡すもんだ。失礼だろう」
と嘯(うそぶ)く。
重たいし暴れるし、そんなの二匹も両脇に抱えられない。困ったもんだ。
さて、まずは互いに肩を掴んだ。何組かが同時にスタートした。それぞれに審判がついての勝ち上がり方式。
全ての出し物が終わるとそこに貼ってあったポスターをくれた。
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