【前回記事を読む】「3台で200万でどうだ」――ベトナム戦争の残留品、日本製バイクが待っていた。それに乗り換えて2000キロ走ることに…肉を熾火(おきび)で焼いて、パンに挟んで食べる。カマンベールチーズ、ベーコンと野菜。イリの親分が勧めるのには、「ウルムチまで取りに来てくれた方がいいんじゃないかな」途中での荷抜きを気にした。交通取り締まり対策としては、「トンコウまではしかるべき人を乗用車で付ける…
[連載]赤いカラス
-
小説『赤いカラス』【最終回】多田 幸生
長距離トラックへの非公式検問…目的は“賄賂の要求”だった。当局は否定したが、隠し撮りの画像と証言者の肉声が見つかり…
-
小説『赤いカラス』【第8回】多田 幸生
「3台で200万でどうだ」――ベトナム戦争の残留品、日本製バイクが待っていた。それに乗り換えて2000キロ走ることに…
-
小説『赤いカラス』【第7回】多田 幸生
1人45元。外国人相手の商売だから、目ん玉が飛び出るほど高い。さらに、バスの運転手には100元を握らせて…
-
小説『赤いカラス』【第6回】多田 幸生
水が跳ねてびしょびしょのトイレの洗面台。保菌者が咳でもしたら水滴に菌が宿って2時間は生きるだろう…
-
小説『赤いカラス』【第5回】多田 幸生
郷に入っては郷に従えというけれど……中国・北京は汚さが尋常じゃない。路上に痰を吐くのは当たり前。
-
小説『赤いカラス』【第4回】多田 幸生
中国・北京男児の流行は真四角な角刈り、タバコのポイ捨ては日常茶飯事…まさにカルチャーショック!
-
小説『赤いカラス』【第3回】多田 幸生
天安門広場には毛沢東。「ちょっと太り気味かな」と喋っていたら、衛兵に怒鳴られ…
-
小説『赤いカラス』【第2回】多田 幸生
突然妻を亡くしたことをきっかけに、二人の思い出が残る中国に渡ることにした。隣に座った女性が「タバコを吸ってもいいですか?」と言い...
-
小説『赤いカラス』【新連載】多田 幸生
白人にとって地中海は輝ける海だ。その先にある北回帰線の熱い砂の壁に突っ込んでいく