日光は、腸内細菌にプラスの効果をもたらす可能性がある

赤色光・近赤外線を用いた光療法(フォトバイオモジュレーション、PBM)が、人の腸内細菌にプラスの効果をもたらすという可能性が示唆されています。

パーキンソン病患者を対象とした研究では、12週間にわたる赤色光~近赤外線の照射治療後に、腸内フローラのバランスが有益な方向に変化しました。

具体的には、ファーミキューテス門対バクテロイデテス門の比率(F/B比)の平均値が4.60から1.58へと低下し、参加者12人中9人でこの比率が減少するなど、健康的な腸内環境で見られる傾向への変化が確認されています。

乳がんを治療した1例において、腹部への近赤外線照射レーザー(11週間、週3回)を行ったところ、腸内微生物群の多様性が向上し、アッカーマンシア属・フェカリバクテリウム属・ローズブリア属といった有益菌が増加し、潜在的病原菌が減少したという報告もされています。

たとえ服を着ていても近赤外線は腸管まで到達しますので、意識的に腹部を日光に当てることは、腸内フローラに良い影響があると考えられます。

タワーマンションの窓

多くのタワーマンションの窓ガラスには、標準でLow-Eガラスが使用されています。さらにUVカットフィルムが貼られている場合もあります。高層のオフィスビルでもこれらが使用されています。

可視光線(光の明るさ)はLow-EガラスやUVカットフィルムを通過するため、明るさを感じることはできます。ただし、紫外線が大幅にカットされるため、日焼けしたり、ビタミンDを生成する効果はかなり弱まっています。

タワーマンションや高層のオフィスビルの窓ガラスは、通常はめごろし(FIX窓)となっています。強風対策、防音・気密性の向上、落下防止・安全対策などがその理由です。

このため、タワーマンションの自室や高層のオフィスビルの室内では、太陽光を窓越しではなく、直接浴びることによる健康対策を実施することができないのが普通です。

ある程度の紫外線は、健康に対してプラスの効果がありますが、全面的にカットされており、窓を開けることもできません。

タワーマンションや高層のオフィスビルにいる場合は、わざわざ地上に下りて、敷地内の公園や公共の公園などを利用して、日光を浴びることを日常的に意識して取り入れる必要があります。

タワーマンションは、「日光を浴びる」という観点からは、自然(この場合は日光)から遠ざかった、最も「日光を浴びにくい」住まいです。マンションを購入される場合は、窓を開けることができるか、ベランダに出て日差しを浴びることができるかが、住まいを選択する上で大切なポイントの1つとなります。

次回更新は3月13日(金)、11時の予定です。

 

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