ローマの拡大
ロムルスとレムスの双子の兄弟の建設神話を持つ、イタリア半島中部西側テヴィレ川東岸の七つの丘に端を発するローマ。
最大の領域は、北限はライン川・ドナウ川(ローマの北限はウイーン)で、ゲルマンとの境界にリーメス(防壁・防砦)があった。
当時のそれより北方の森林地帯はゲルマン占拠で踏み込めない国境であった(トイトブルク森の戦いで、森の中に踏み込んで、平原での集団戦法のローマ軍は、ゲルマンのゲリラ戦にあい大敗北を喫した。
今のドイツは、一部の例外を除いて、旅してみると分かるが、昔の森があり木こりがいる絵画に見るような森林地帯は見る影もなく、一面の耕作地・畑である。
話はそれるが、現代のドイツ人気質として、ゲルマンの伝統なのであろうか非常に活動的でたくましく筋肉質的で概念・言葉によって世界を規定認識し演繹的で生まじめ・律儀である事で有名である。
何かを人にやらせようとする時、日本人には「皆がそうしているから」といい、ドイツ人には「規則だから」といい、そしてイタリア人には「向こうにはいい女がいる」といえばいい、というような話を聞いたような気がする。
中国人には、どうであろうか。あまり面白くもないが、「金になる」であろうか。また別の話で、ドイツ人が日本人に、「今度は板公抜きでやろうぜ」といったなんて話もあった)。
ドイツ・ゲルマン人気質は、厳格・律儀・真面目(力強く・肉食系で筋肉的でもある。日本のなよなよとした草食系的な宝塚公演はドイツでは好まれなかった、との話を聞いたことがある)のイメージがあるが、日本人気質は、隣百姓とも揶揄される。
隣近所が田植えをするから自分もする、隣近所が稲刈りをするから自分もする、という意味である。
例外もあるが大多数の日本人は、主体性に欠け横並び意識が強く自分自身で独自に考え判断行動できず、人がどう思いどう行動するかまた人から自分がどう見られるかが、判断行動基準である、という事である。
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