そのときに、「なるほど」と納得して頑張っていこうと思われた方もいる一方、「えっ!」夢とかやりたいことといわれても「………」と困惑してしまった方がおられたのではないでしょうか?
高校生の進路指導及び大学生の就職活動に関わっている方から聞いた話では、学校の講演会での講師や教員から「夢を持て」、「やりたいことは何か」と頻繁にいわれ続けているので、個別の進路相談の場において、「これまで夢を持てといわれてきたけど夢がありません」、「自分がやりたいことがわかりません」、「自分の夢がわからないので自分探しの旅に出ます」など「夢ややりたいこと」について困惑した高校生や大学生の事例が沢山あるそうです。
また、高校生や大学生が進路検討時期になってから「やりたいことや目標が無い」ことに焦り、周りの友達が進路決定していく中で、いつの間にか夢ややりたいことを見つけることが目標に置き換わり進路選択から逃避することもあるという話も聞きました。
先程、「夢ややりたいこと」について、私はあるに越したことはないと思うものの無いといけないかというと、無くても良いと思っていることを伝えました。但し条件付きです。とはいえこれは私の考えです。
だからといってすべての人が私と同じ考えでないといけないとは当然ながら思っていません。何故ならば、人はそれぞれ生まれ育った環境や出会った人たち、そして様々な経験からそれぞれの価値観や人生観が育まれ、結果として「自分らしいキャリア」が構築され、それぞれのできごとに対し各々の考えをもつからです。
それらが「自分らしい豊かな(幸せな)キャリア」に繋がっているか否かは、人それぞれでこれまでのキャリアとの向き合い方や問題意識の持ち方で違ってくることが考えられます。
👉『自分らしい豊かなキャリアを創りだそう』連載記事一覧はこちら
【イチオシ記事】「いい?」と聞かれ、抵抗なく頷いた。優しく服を脱がされてキスを交わす。髪を撫でられ、身体を撫でられ下着姿にされた。そして…